MacBook Pro、有機 EL のタッチ画面へ — 社員の PC は今買うか、発表を待つか

NEW DEVICE

MacBook Pro に、有機 EL のタッチ画面を載せた新しいモデルが 10 月 27 日ごろに出ると、米ブルームバーグが報じています。

ただし今のモデルは売り場に残る見込みで、社員の PC の買い替えは発表を見てからでも遅くありません。

30 秒でわかるポイント

  • 新モデルは有機 EL のタッチ画面で、2021 年以来の大きな作り直し
  • 今の M5 Pro・M5 Max のモデルは中位として販売が続く見込み
  • 新モデルは今より「かなり高い」値段になると報じられている

1 分でわかる解説

発表のあと、MacBook Pro は 3 段の品ぞろえになると 9to5Mac は見ています。いちばん上に新しいデザインが加わり、今のモデルはそのまま 1 段下がる形です。

つまり、新モデルが出ても今のモデルは消えません。画面の部品も 2028 年まで作り続けられる見込みです。急いで買う理由も、慌てて待つ理由も、ふつうの業務用の PC にはあまりありません。

段 中身 米国の値段(見込み)
新モデル 有機 EL のタッチ画面、軽い本体 2,999 ドル(約 47 万円)から。予想の値
今のモデル M5 Pro・M5 Max。変更なし 2,499 ドル(約 39 万円)から
入門モデル 今のデザインに新しい M6 1,999 ドル(約 31 万円)

ここから考えたい 3 つの問い

  • あなたの職場で、タッチ画面があると速くなる仕事はありますか?
  • PC の買い替えを、新製品の発表の時期に合わせて決めていますか?
  • 1 台あたりの予算は、最上位でなく中位のモデルで足りていませんか?
全文を読む(約 4 分)

何が起きたの? — タッチ画面の MacBook Pro

米ブルームバーグのマーク・ガーマン記者は、Apple が 10 月 27 日の火曜日「ごろ」に新しい MacBook Pro を出すと報じました。画面は有機 EL で、指で触って操作できます。

大きさは 14 インチと 16 インチの 2 つです。画面の上部には、iPhone と同じ「ダイナミックアイランド」と呼ばれる表示の領域が付くとされます。

9to5Mac によると、本体は「かなり軽く」なり、携帯電話の回線につなぐ機能が付く可能性もあります。MacBook Pro の大きな作り直しは、2021 年以来です。

なお、Apple はまだ日付を正式に発表していません。ここで書く内容は、すべて発表前の報道です。

今のモデルはどうなるの?

9to5Mac は、発表のあとの MacBook Pro を 3 段に整理しています。

段 中身 米国の値段
いちばん上 新しいデザイン。有機 EL のタッチ画面 14 インチ 2,999 ドル(約 47 万円)、16 インチ 3,499 ドル(約 55 万円)。記者の予想
中位 今の M5 Pro・M5 Max の 14 インチと 16 インチ。変更なし 2,499 ドル(約 39 万円)と 2,999 ドル(約 47 万円)
入門 今のデザインの 14 インチに、新しい M6 を載せる 1,999 ドル(約 31 万円)。今の M5 の 14 インチと同じ値段の見込み

新モデルの値段は、9to5Mac の記者自身が「予想にすぎない」と断っています。ガーマン記者は「かなり高い」値段になると伝えています。

今のモデルの画面の部品について、調査会社の Omdia は 2028 年まで生産が続くと見ています。今のモデルは、しばらく買える見込みです。

今のモデルは本当に安くなっているの?

新モデルの話が広がるにつれ、米国では今のモデルの値引きが目立っています。

米 Macworld によると、9 月 29 日に米 Amazon で、14 インチの M5 Max のモデルが 3,499 ドル(約 55 万円)になりました。メモリーは 36GB、保存容量は 2TB の構成です。ふだんは 4,099 ドル(約 64 万円)で、600 ドル(約 9 万円)の値引きです。Macworld はこれを「これまでで最安」と伝えています。

ただし、これは米国の通販の値段です。日本の店頭や法人向けの値段に、そのまま当てはまるわけではありません。

会社の PC 選びはどう変わるの?

いちばん大きいのは、「最新の 1 台」と「ふつうの業務に十分な 1 台」の差が、はっきり分かれることです。

これまで 新モデルの登場後
MacBook Pro の最上位 今のデザインの M5 Max 有機 EL のタッチ画面の新モデル
今のモデルの位置 最上位 中位。中身は変わらない
新しさの代わりに払うもの なし 「かなり高い」値段

資料づくりや会議、メールが中心の社員なら、タッチ画面がなくても困ることは少ないはずです。ガーマン記者も、タッチ操作はこれまでのトラックパッドでの操作と組み合わせて使う形だと伝えています。

一方で、画面の上で図を直接動かす人や、外出先で回線につなぎたい人には、新モデルを試す価値があります。

SYNCON の視点 — 待つのは数日、買うのは中位

発表まであと数日です。今日、急いで注文する理由はあまりありません。発表を見て、今のモデルの値段と新モデルの値段が出そろってから決めても、失うものは小さいはずです。

決めるべきは、社員のどの仕事に「最新」が要るかです。全員に最上位を配る必要はありません。多くの社員には、中位に下がった今のモデルや、M6 の入門モデルで足ります。

新モデルは、まず 1〜2 台を手を挙げた社員に使ってもらうのが現実的です。タッチ画面で本当に仕事が速くなるかを見てから、広げるかどうかを決められます。

要点まとめ

  • 有機 EL のタッチ画面の MacBook Pro が、10 月 27 日ごろに出ると報じられている(Apple は未発表)
  • 今の M5 Pro・M5 Max のモデルは、変更なしで中位として残る見込み
  • 新モデルの値段は「かなり高い」とされ、米国の予想は 2,999 ドル(約 47 万円)から
  • 米国では今のモデルの値引きが進んだが、日本の値段とは別に見る
  • ふつうの業務用は、発表を待ってから中位か入門モデルで決めるのが無難

情報ソース:
・9to5Mac「Touchscreen OLED MacBook Pro launches this week, here’s how the lineup will look」(2026 年 10 月 25 日)
・MacTrast「Touchscreen OLED MacBook Pro and OLED iPad mini to Debut on October 27」(2026 年 10 月 9 日)
・Macworld「Epic $600 discount drops the M5 Max MacBook Pro to its lowest price yet」(2026 年 9 月 29 日)
・TechSpot「Apple set to launch first touchscreen MacBook Pro with OLED and Dynamic Island this year」(2026 年 2 月 25 日)
・円換算:欧州中央銀行(ECB)の参照レート(2026-10-23)

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