今週のGEAR PICKは、Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore P31i」。価格は5,990円、Amazonの家電カテゴリで売れ筋上位に入ってきている1台だ。理由はシンプルで、5,000円台で「アクティブノイズキャンセリング」と「マルチポイント接続」の両方を抑えている製品が、これまで意外と少なかったからだ。
「PCとスマホ、両方に同時接続したい」を5,990円で叶える
マルチポイント接続は、1台のイヤホンを2つのデバイス(たとえば仕事用ノートPCと個人スマホ)に同時に接続しておける機能だ。Web会議中にスマホに着信が入ったとき、自動で切り替わって電話に出られる。会議が終わったらまたPCの音声に戻る。地味だが、毎日のオン・オフ切替が多い管理職には1日10回以上効いてくる便利機能だ。
これまでマルチポイント対応のワイヤレスイヤホンは1万5,000円以上のクラスが中心だった。Anker Soundcore P31iは、この機能を5,990円で持ってきた。「とりあえずマルチポイントを試してみたい」「2台目として在宅専用で1つ欲しい」という用途に、価格的なハードルがなくなった。
ANCと音質:価格を考えれば十分すぎる
アクティブノイズキャンセリング(ANC)は周囲の雑音を打ち消す機能。完全な無音にはならないが、新幹線の走行音、カフェの環境音、エアコンのノイズなどは明らかに静かになる。電話会議中に「相手の声が聞き取りやすくなる」のがビジネス用途の一番の効用だ。
11mmの大型ドライバーを搭載し、Anker独自のBassUp技術で低音が強化されている。音楽鑑賞にも十分使える音質設計だ。通話側はAIノイズリダクション搭載で、自分の声を相手にクリアに届けてくれる。Web会議の相手から「声が聞き取りにくい」と言われる頻度は、確実に下がる。
バッテリーと充電:1週間放置しても大丈夫
イヤホン単体で最大10時間、充電ケース込みで最大50時間の再生が可能。出張で1週間家を空けても、ケースが空にならない計算だ。10分の急速充電で最大3.5時間使える設計も実用的で、「朝出かける直前に充電し忘れに気づいた」場面で救われる。
Bluetooth 6.1対応で、最新規格による接続安定性と低遅延も得られる。USB-C充電。イヤーチップは4サイズ同梱されており、自分の耳に合うサイズを選びやすい。
SYNCONの視点:「2台目イヤホン」という発想
もうメインのワイヤレスイヤホンは持っている、という人にこそ提案したい用途がある。「2台目」として、在宅オフィスのデスクに常に置きっぱなしにする1台を持つこと。
普段使いのメイン機(AirPodsやSony WF-1000XMシリーズなど)はバッグに入れて持ち歩く。在宅時はP31iが机の上で待機していて、Web会議が始まる瞬間にすぐ装着できる。「あれ、AirPods昨日鞄に入れっぱなしだった」という事故が消える。マルチポイントなのでPCとスマホ両方を捉えてくれる。5,990円で買える「保険」と思えば、コストパフォーマンスは高い。
Amazonでの評価は2,313件のレビューで★4.5。価格対性能のバランスが評価されている結果だろう。Ankerはアフターサービスも手厚いブランドなので、初めての完全ワイヤレスイヤホン購入でも安心して選べる。
Anker Soundcore P31i
価格:5,990円(2026年4月23日時点、Amazon)
レビュー:★4.5(2,313件)
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