今さら聞けない「SSO(シングルサインオン)」。パスワード27個を1つにまとめる仕組み

BASIC SYNC

3行でわかる、このキーワード

  • SSO(シングルサインオン)とは、1回のログインで複数のサービスにまとめてアクセスできる仕組み
  • 社員1人あたり平均27個のパスワードを管理しているという調査結果がある。SSOはこの問題を根本から解決する
  • Googleアカウントで他のサービスにログインした経験があるなら、それがSSOの一例

SSOとは何か

SSO(Single Sign-On:シングルサインオン)とは、一度ログインすれば、連携している複数のサービスすべてにアクセスできる仕組みです。

例えるなら、オフィスビルの入口で社員証をかざせば、ビル内のどの部屋にも入れる——これがSSO。逆に、部屋ごとに違う鍵を持ち歩くのが、従来のサービスごとのログインです。

SSOがない世界 vs ある世界

SSOなし SSOあり
ログイン サービスごとにID/パスワード入力 1回だけログイン
パスワード管理 27個以上を個別に記憶 1つのアカウントで完結
セキュリティリスク 使い回し・付箋メモが横行 強力なパスワード1つ+MFAで安全
退職者対応 各サービスを1つずつ停止 SSOアカウントを停止すれば全サービス遮断

身近なSSOの例

実は、ほとんどの人がSSOを体験しています。

Googleでログイン」「Appleでサインイン」——Webサービスやアプリでこのボタンを押したことはありませんか?あれがSSOです。Googleアカウント1つで、Slack、Notion、Zoom、ChatGPTなど多数のサービスにログインできます。

企業向けでは、Microsoft Entra ID(旧Azure AD)やOktaといったSSO専用サービスが使われています。

あなたに関係ある?

社員が退職した時、その人が使っていたすべてのサービスのアカウントを即座に停止できますか?

SSOを導入していれば、中央のアカウントを無効にするだけで全サービスへのアクセスが遮断されます。導入していなければ、Salesforce、Slack、Google Workspace、経費精算ツール……一つずつ手作業で停止する必要があり、「止め忘れ」が情報漏洩の原因になります。

Google WorkspaceやMicrosoft 365を契約しているなら、SSOは追加費用なしで使えるケースがほとんどです。IT部門に確認してみてください。

Status: Synced.

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