プルリクエストとは、プログラムの変更を本体に取り込む前に出す「変更の申請」のことです。申請を受けた仲間が中身を確かめ、承認してから本体に反映します。
30 秒でわかるポイント
- プログラムを書き換えるときに出す、取り込みの申請です
- 開発の進み具合や、確認待ちの話で耳にします
- 誰が確かめて、誰が承認するのかを聞きます
1 分でわかる解説
社内の稟議に近い仕組みです。担当者が変更の中身を申請として出し、ほかの人が読んでコメントを付けます。問題がなければ承認され、本体に反映されます。
GitHub(ソフトウェアを共同で開発するためのサービス)が使っている呼び名です。GitLab という別のサービスでは、よく似た仕組みを「マージリクエスト」と呼びます。
会議で出てきたら確かめる 3 つのこと
- この変更は、誰が確かめて承認しますか?
- 承認がないまま本体に入る道は、塞いでありますか?
- 自動の検査は、取り込む前に通していますか?
全文を読む(約 2 分)
どこで出てくる言葉?
開発の進み具合を聞くミーティングで出てきます。「プルリクエストを出しました」は、作業が終わって確認待ちになったという意味です。「レビュー待ち」と言われたら、仲間の確認を待っている状態です。
プルリクエストには何が含まれるの?
- 変更の中身: どのファイルの、どの行をどう変えたかの一覧です
- 説明文: なぜ変えるのか、何が変わるのかを申請者が書きます
- コメントとやり取り: 確かめる人が質問や指摘を書き込み、記録として残ります
- 確認の結論: GitHub では「コメントのみ」「承認」「変更を求める」の 3 種類から選びます
- 自動の検査の結果: 取り込む前に、決められた検査が通ったかどうかが表示されます
作業の途中で見せたいときは「下書き」として出すこともできます。下書きのままでは、本体に取り込めません。
似ている用語とはどう違うの?
| ワード | 何のことか |
|---|---|
| プルリクエスト | GitHub での、変更を取り込む申請の呼び名 |
| マージリクエスト | GitLab での、よく似た仕組みの呼び名 |
| レビュー | 申請された変更を、ほかの人が読んで確かめる作業 |
| マージ | 承認された変更を、本体に取り込むこと |
経営にとって何が変わるの?
プルリクエストは、ソフトウェアの変更に「誰が書き、誰が確かめ、いつ入れたか」の記録を残します。不具合が起きたときに、どの変更が原因かをたどる手がかりになります。外部に開発を任せるときも、確認の記録があるかどうかで説明のしやすさが変わります。
大事なのは、申請を飛ばして本体を書き換えられないようにしてあるかです。GitHub には、決められた人数の承認がないと取り込めないようにする設定があります。自動の検査が通らないと取り込めないようにする設定もあります。このワードが出たら、承認の人数と、承認を飛ばせる人がいるかを確かめます。AI がプログラムを書く場面が増えても、人が確かめる場所はここです。
ひとことで言うと
プルリクエストは、プログラムの変更を本体に入れる前に、仲間の確認と承認を通すための申請です。
情報ソース:
・GitHub Docs「About pull requests」(2026-10-17 確認)
・GitHub Docs「About pull request reviews」(2026-10-17 確認)
・GitHub Docs「About protected branches」(2026-10-17 確認)
・GitLab Docs「Merge requests」(2026-10-17 確認)
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