AWS(エーダブリューエス)とは、アマゾンが提供しているクラウドサービスの名前です。コンピューターやデータの置き場所を自社で買わずに、インターネット経由で借ります。料金は、使った分だけ払います。
30 秒でわかるポイント
- アマゾンが運営する、インターネット経由で借りる IT の土台です
- システムの入れ替えや、新しいサービスづくりの話で出てきます
- 聞いたら、管理の担当・毎月の費用・データの置き場所を確かめます
1 分でわかる解説
社用車を買う代わりに、カーシェアを必要なときだけ使うのに似ています。機械を買って社内に置く形では、最初にまとまった費用がかかります。AWS では、それが使った量に応じた支払いに変わります。
「このシステムは AWS で動いています」と言われても、アマゾンの通販の話ではありません。システムを置いている場所が、アマゾンのクラウドだという意味です。「クラウド」は借りる形の総称で、AWS はその中の 1 つのサービス名です。
会議で出てきたら確かめる 3 つのこと
- 設定や管理は、社内と外部の会社のどちらが担当していますか?
- 毎月の利用料は、誰がどこで確認していますか?
- データは、国内と海外のどちらの拠点に置いていますか?
全文を読む(約 3 分)
どこで出てくる言葉?
社内システムの入れ替えや、新しいサービスをつくるミーティングで出てきます。開発会社や情報システムの担当者が「AWS の上に作ります」と言う場面が典型です。
AWS は Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)を縮めた呼び名です。AWS 自身は、自社のサービスを「世界で最も包括的かつ最も広く採用されているクラウド」と説明しています。
AWS には何が含まれるの?
AWS は 1 つの製品ではなく、多くのサービスの集まりです。ミーティングで話題になるのは、おおむね次の 5 つです。
- コンピューター: 業務の仕組みを動かす計算機を、自社で持たずに借ります
- データの保管場所: ファイルや記録を置く場所を、必要な量だけ借ります
- ネットワーク: 社内や利用者とつなぐ通信の仕組みです
- 拠点(リージョン): 設備を置いている地域のことです。日本には東京と大阪があります
- 料金: 必要なサービスだけを選び、使った期間の分だけ払います
似ている用語とはどう違うの?
「クラウド」と「AWS」は同じ意味で使われがちですが、指す範囲が違います。
| 言葉 | 指すもの |
|---|---|
| クラウド | IT の仕組みをインターネット経由で借りる形の総称 |
| AWS | そのうち、アマゾンが提供しているサービスの名前 |
| アマゾンの通販 | 買い物のサイト。AWS とは別のサービス |
「クラウドに移す」は、置き場所の考え方の話です。「AWS に移す」は、どの会社のサービスを使うかまで決まった話です。
経営にとって何が変わるの?
まず、お金の出方が変わります。AWS は、設備にかかる固定の支出を、使った量に応じた支出に置き換えられると説明しています。長期契約を前提にしない料金も打ち出しています。一方で、一定の期間と量の利用を約束すると割安になる仕組みもあります。
次に、安全の責任が分かれます。AWS は、安全対策を AWS と利用者が分け合う責任だと説明しています。この考え方を「責任共有モデル」と呼びます。設備の側を守るのは AWS です。データの管理や、誰に何を許すかの設定は、利用者の責任です。
このワードが出たら、管理の担当、毎月の費用、データの置き場所の 3 つを確かめます。トラブルのときに「AWS に任せていた」では済まない部分が、利用者の側に残るためです。AWS に深く頼るほど他社へ移りにくくなる点は、ベンダーロックインと同じ論点です。
ひとことで言うと
AWS とは、アマゾンから IT の土台を借りて、使った分だけ払うクラウドサービスです。
情報ソース:
・アマゾン ウェブ サービス「AWS とは」(2026-10-10 確認)
・アマゾン ウェブ サービス「クラウドコンピューティングとは」(2026-10-10 確認)
・Amazon Web Services「AWS Pricing」(2026-10-10 確認)
・アマゾン ウェブ サービス「責任共有モデル」(2026-10-10 確認)
・AWS Documentation「AWS Regions」(2026-10-10 確認)
AI・最新テックの動きを、毎日 X でお届けしています
X で @SYNCONJP をフォロー




コメント